「育休取るって決めてたけど、実際に言うのは勇気がいる」
正直に言うと、俺、大学生の頃から「将来子どもができたら育休は絶対取る」って決めてた。
別に制度を詳しく知ってたわけでもない。
ただ単純に、子どもが好きだったし、「自分の子どもの“最初の1年”を一緒に見たい」って思ってた。
でもさ、いざ現実になると、やっぱり緊張するんだよね。
妻が妊娠して、お腹が少しずつ大きくなってくるたびに、
「そろそろ上司に言わなきゃ…」って思うのに、なかなか言い出せない。
なんていうか、頭では「育休取るのが当たり前の時代だ」って分かってるのに、
心のどこかで“前例がない”ことにビビってた。
うちの職場、、、
男性で1年間の育休を取った人、ゼロ。
しかも、雰囲気的にも「取れるけど、実際は取らないよね?」みたいな空気。
(この感じ、わかる人いるよね?笑)
でも、ずっとモヤモヤしてても仕方ないし、
「もう言うしかない!」ってある日、上司の席の前に立った。
「実は…子どもが生まれる予定で、育休を取りたいと思っています」
心臓バクバク。たぶん顔、ちょっと引きつってた。笑
けど上司は数秒黙ったあとで、
「そうか。いいと思うよ。」
って意外とあっさり。
その瞬間、体の力が抜けた。
「え、そんな感じでいいの?」って拍子抜けするくらい。
でも、正直ホッとした。
“男が育休を取る”って、まだまだ勇気のいることだと思う。
特に職場の空気がそういう感じだと、なおさら。
でもあの日の俺は、「父親としての第一歩」を踏み出した気がした。
言葉だけじゃなくて、行動で「子どもと向き合う覚悟」を決めた瞬間。
…とはいえ、その覚悟、
次の日からの“寝不足地獄”で一瞬でグラつくことになるんだけどね。笑
次回、第2話は「夜のミルク担当、まさかの初日リタイア」編。
“男って夜泣きで起きられない説”を、身をもって証明します。


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